牛も人も「きれいなコップ」で飲みたいです
記事作成:帯広営業所 S.K
搾乳牛の飲水量は採食量とも関係しており、1日に80~100Lの水を10~15回に分けて飲みます。
高泌乳牛になれば飲水量は増え、さらに夏になると飲水量は25%も上昇するそうです。
人間も「水」は生命にとっても大切ですが、今回はウォーターカップについて、少しだけお話させて下さい。
私たち人間は水を飲むには「コップ」が必要ですが、牛のコップは「水槽やウォーターカップ」です。
「水」については地域や季節によって、水質や水温等の違いもあり、水道水や地下水、川の水など様々だと思います。しかし「コップ」に当たる水槽やウォーターカップは形の違いはあれど目的は同じです。
写真はウォーターカップの写真を撮らせていただいたものです。同じウォーターカップでも牛はどちらの「コップ」で水を飲みたいと思いますか?
私たち人間はもちろん「きれいなコップ」で水を飲みたいですよね!牛も同じです。
ウォーターカップがきれいであれば飲水量が増え採食量も増えます。結果として生産性の向上も期待できます。
日々の作業の中で少しだけ意識していただき、定期的な洗浄をすべきです。作業は曜日を決めるのも良い方法かと思います。きっと牛は喜んでたくさん水を飲んで、乳量もだすことでしょう!牛も人と同じように「きれいなコップ」で「きれいな水」を飲みたいと感じた出来事でした。(S.K)