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夏場の脱水症状だけでなく冬場の下痢対策にも

夏場の脱水症状だけでなく冬場の下痢対策にも

(画像は気象庁ホームページから作成)

昨年に続き、今年も日本全国で毎日のように40度近い気温が観測されていました。
気象庁によると、猛暑日が観測された地点は昨年よりも約2千地点も増加しており、このことからも、例年より非常に厳しい暑さだったことがわかります。

昨年の夏から、最後まで育て上げた牛や豚が、運搬中や屠場に到着してから亡くなってしまうケースも増えているとのことです。
このような猛暑の対策で、とても重要なのがしっかりと水分を摂取させることで、その中でも特に「浸透圧」を考慮することが重要だと考えます。
牛の浸透圧は300mOsm/Lとされています。その数値から離れる程、動物の体は水を吸収する為にエネルギーを消費してしまいます。

弊社で販売している電解質粉末、「ABP ACE FOR MILK」は、推奨量の水と混ぜると「浸透圧」が280mOsm/Lになるように設計、早い速度でエネルギーを通常より消費せずに水を体に吸収させられます。
さらに、酪酸菌も混合されている為、腸内環境を整えながら水分補給ができます。


人間も、脱水症状がみられる際は、普通の水ではなく、「電解質補給飲料(経口補水液)」を飲むことが一般的になりました。
電解質製品が様々なメーカーから販売されていますが、意外にもこの「浸透圧」に着目している製品は多くありません。
せっかく水を沢山飲ませたり、電解質製品を与えても、水分を吸収できなければ意味がありません。それどころか、反対にエネルギーを奪いかねない状況になってしまいます。

農業者は「小包装なので湿気に強く、長期間保存できる。また、2Lの水に溶かさなければならない製品もあるが、ABP ACE FOR MILKは1Lの水に溶かせばよいので、給与が楽になり、子牛の飲みも良い」と評価は高いです。
夏場の脱水症状のイメージがありますが、意外にも冬場の下痢による脱水症状の対策として効果があります。
是非、暑熱時だけでなく寒冷時にも、「浸透圧」に着目し電解質選びを気にかけていただければと思います。