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ドバイで繊維分解酵素の勉強会に参加しました

ドバイで繊維分解酵素の勉強会に参加しました

先日、今後扱う商品について、メーカーと一緒にドバイの勉強会に参加してきました。
ドバイは多くの国から人が集まるので、畜産商品の普及拡大の可能性が高いからです。
ドバイ国際空港は国際線の乗降客数では世界1位で、海外旅行のトランジットでドバイを利用したことがあると思います。

 

代理店の勉強会は繊維について理解を深める内容でした(写真)。

近年、人間でも、畜産でも繊維の重要性が増していると感じます。特に、乳牛、鶏や豚では繊維が足りていないこともあり、生産性を落とすとも思われます。
しかし、繊維にはカロリーなどの栄養素はなく、コストをかけられないのが現状です。

 

そのこともあり、繊維の分解を助ける酵素、「フィターゼ」、「キシナラーゼ」が注目されています。
酵素は動物が食べている飼料に含まれる繊維を有効に利用しようという狙いです。既に、タイ、フィリピン、ベトナム、中国、韓国などは鶏や豚を中心に利用されていることが交流の中で分かりました。
弊社は現在、分解を助ける活性型酵母や繊維自体の不溶性繊維の扱いをしています。
今後は日本国内でも経済的にもメリットが見込まれ、販路拡大にも取り組んでいく予定です。

 

ドバイの産業は卸売・小売・輸送・金融などが大きな割合を占めています。
意外にも原油への依存は小さく、畜産はゼロに近いようです。砂漠エリアのバギーの駐車場で、唯一の動物ヤギを見つけましたが、気温35℃で暑そうでした(写真)。