牛床マットボビレックス取付けのコツ
記事作成:岡山駐在 Y.M
今回の「ちょっと一休み」は当社で販売している牛床マット「ボビレックス」を新設牛舎に設置したので報告します。
四国のK牧場は増頭するために搾乳ロボットを導入、従来のフリーバーンからフリーストールへ変更することになりました(写真)。
そこで、新設牛舎にマット設置の要請がきて、ボビレックス240枚、ブリスケッドボード240個を取付けました。
準備は指定されたマットサイズカットと、設置場所に基準線を墨ずけすることです。丸ノコでカットすると切断面も綺麗で耐用年数が長くなります(刃数が少ないほうが熱を帯びにくい)。
さらに、ガイドを使用すると指定されたサイズで、何枚も同じくカットができます(写真)。
ブリスケットボードを設置しないところもありますが、牛体を制御するためには必要です。取付けは2人で2週間ほど費やしました。これらの前作業は面倒ですが、丁寧に行っていくことで真っ直ぐに歪みがなく綺麗に取付けるコツです(写真)。
Kさんはロボット搾乳システム4台導入、本年度を含めて3年計画で設置予定です。今後は240頭ワンパッケージの牛舎で増頭していくことが、主流になるように感じました。
現場では肢蹄病に悩まされている酪農家も多く、健康な肢蹄の牛は全体の半分程度という報告もあります。ボビレックスを設置することで、脚や蹄のケアにもなり、気持ちよく寝ている姿も、再度アップしたいと考えています。
なお、ボビレックスの商品は当ホームページ特設サイトにて紹介していますので参考してください。
(https://www.yptech.co.jp/lp/)