肉牛用製品


ビタミンC30%バイパス


カビ毒吸着材「コンディションエイド200HPC」
バイパスビタミンCはルーメン内で分解されないように保護されているビタミンCですので、ルーメンで分解される事なくスムーズに小腸以下で吸収され、脂肪細胞の分化に促進的に働きます。

特徴

ビタミンCは脂肪細胞の分化に促進的に働きます。

日本特有の肥育技術として確立されたビタミンAをコントロールする方法は今や全国レベルで普及しています。ビタミンAは脂肪細胞の分化に抑制的に働くことがわかり、ビタミンAをコントロールすることが肉質向上のメカニズムの一つと考えられています。
一方近年、ビタミンAとは逆にビタミンCが脂肪細胞の分化に促進的に働くことが見出され、各分野において応用に向けた検討が精力的に行われています。

脂肪前駆細胞から脂肪細胞への分化

脂肪前駆細胞から脂肪細胞への分化

ビタミンCの必要性

ビタミンCは肝臓で十分量が合成されるため補給の必要はないと考えられていましたが、幼齢牛やある種の疾病に罹患した牛ではビタミンCの補給が必要と考えられる事例が知られるようになってきました。
肥育牛においても、肥育の進行とともに血中ビタミンCの血中濃度が低下することが報告されており、相対的なビタミンCの不足が考えられています。

牛におけるビタミンCの出納

牛におけるビタミンCの出納

コーティングビタミンC製剤の利用性

通常のビタミンCはルーメン内で速やかに酸化・分解されてしまう為、補給に際してはルーメンでの分解から保護する必要があります。各種保護物質でコーティングしたものや、エステル化した製剤が試されていますが、それらの中で、パーム油または大豆硬化油でコーティングしたビタミンC製剤の肉牛に対する利用性が特に高いことが確かめられています。右図は血中のビタミンC濃度を経時的に比較したグラフです。「ビタミンC30%バイパス」は時間が経過しても、血中のビタミンC濃度を高く保っていることが分かります。

各ビタミンC製剤投与における血漿ビタミンC濃度比較

各ビタミンC製剤投与における血漿ビタミンC濃度比較

多くの試験でバイパスビタミンCの有用性が確かめられています。

近畿、東海地方における畜産試験場の協定試験を始めとして、各所で肉牛に対するビタミンC補給の影響について検討が進められ、現在までに知られている効果は、脂肪交雑や増体重およびきめ・しまりといった直接的な作用のほかに脂肪の質に及ぼす影響、更にビタミンAのコントロールに伴う肥育後半の食い止まり現象の軽減等が報告されています。
今日では一部ではありますが、先進的な肥育牧場により、肉質改善技術の一つとして肥育の現場でビタミンCの応用が試みられるようになってきました。

投与量と投与期間

脂肪前駆細胞の脂肪細胞への分化は、12ヶ月齢より始まりピークは18.6ヶ月齢と報告されており、ビタミンC給与の開始時期は12ヶ月齢を理想とし、遅くとも15ヶ月齢までに開始すします。推奨投与期間は8ヶ月間とし、投与量はビタミンCとして20~60mg/体重/日です。

ビタミンC30%バイパスが投与量が血漿VC濃度に及ぼす影響(用量存依存性)

ビタミンC30%バイパスが投与量が血漿VC濃度に及ぼす影響(用量存依存性)


包装

ビタミンC30%バイパス 20kg(10kg×2)
輸入発売元 株式会社 ワイピーテック
製造元 ASCOR・CHIMICI社(イタリア)

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